岐阜に来るまで。

純東京の人間が縁やゆかりがない場合、頑張って岐阜に来る確率はどれくらいか?

そんなことを考えてみる。

私が結婚した2018年は、2016年に公開された映画「君の名は」熱がまだまだ熱くロケ地が

岐阜であるようなことをふとテレビで目にしていた。

うーーーーん、岐阜かぁ。。。

多分、長野とかの近くで山間部ですごくのどかで、綺麗なところなんだろうなぁー。

というのが私がその時に勝手に抱いていた印象。

そして、その年、2018年にまさか岐阜にルーツを持つ人と結婚するなんてこれっぽっちも思っていなかったのだが、

夫のおかげで今は、東濃地方に少し詳しくなった。

東濃というのは、岐阜の南東部の地域のことを指していて、多治見・土岐・瑞浪・恵那・中津川がそれに該当する。

私の夫は、その中でも関東人も一度は耳にしたことがあるだろう「中津川」の出身で、2020年の年末に初めて義父宅を訪れて以降、中津川の魅力も、東濃の魅力も少しずつわかってきた。

まず人間、自然の中に身を置くことによって従来の身体のリズムが整い、ピシッとした気持ちがやる気がみなぎるという恩恵を受けることができる。

また、名古屋から車で2時間弱で来ることができ、本当に大自然のなかで過ごせる。

これ以上ないくらい、いい環境で田舎の過ごし方やゆったりした遊びを子供達に教えてあげることができる。

残念ながら、現在2021年の夏休みお盆真っ只中のこの時期も、新型コロナウイルスが猛威を振るっており、連日変異株のニュースがテレビを騒がせている。

そんな中、私たち家族は今年の夏は早くから義父宅に拠点を移し、田舎の恩恵であるゆったりとした時の流れを楽しんでいる。

義父は、厳しい人だが私にはとても優しく、また72歳にして教養を深めようとアフリカの動物の生態系のドキュメンタリーを喜んで見ているような素敵な人物である。

そんなとき、ふと自身の父親と比べてみるが私の父はせいぜいバラエティ番組を見て笑っているくらいだろうと思うから、やはり某京大生を出した血筋はすごいなと思ってしまう。

去年は、私の姪っ子も中学受験をしておりそんなお受験の様子を見ながら興味本位で灘中への進学率が高い塾パンフレットを取り寄せる始末な青鯱ママだから自分のミーハー癖も末期なんだと思う、笑。

息子には、興味のあることをとことん突き詰めて生きる喜びをたくさん感じる人生を送ってほしいと思う。

(あれ?これは岐阜に関する記事なのに、全く関係ない方向に行っている、笑)

つまりは、ゆるーくまとめてみると

東海3県のポテンシャルは「人混みを避けられゆったりと過ごせてほどほどに都会、ほどほどに田舎」という点で最も優れており、

実は名古屋の住みやすさはとてつもなくポテンシャルの高いことだと実感している今日この頃なのでした。

岐阜かぁ・・・。

しかし全く予期せぬところに嫁いできて、こうしてブログを書きながら中津川を満喫している自分がいるんだから

本当に人生何があるかわかりません。

『人生は、わからないから苦しくてそれだけどとびきり愛おしいのだと思う、青鯱ママなのでした』

aoshachimama.